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テーマ「連載小説」の記事を新着順に表示しています。(8ページ目)

その頃、上野介が詩織の父親の事でそんな目に遭っているなどと知る由も無い、美咲と加奈子は、いつの間にか打ち解けていた。そもそも、美咲も加奈子も、実際は、周りの人間が勝手に想像を巡らせて気を使っているだけで、本人達はいたって普通の人間であった。 ... » more

上野介に、そのまま持ち上げられた状態のまま玄関まで連れて行かれた詩織の父親は、上野介に、広い玄関の綺麗に磨かれた石が敷かれた土間に下ろされて、やっと観念したのか、全身の力が抜けてしまった様に座り込んだ。「とにかく、鍵を自分で開けて、 ... » more

その頃、美咲が出かけて行った上野介の部屋では、上野介が呑気に源一郎と、子供の時以来やったことの無かった将棋を指していた。もちろん、源一郎は実体が無いので駒など動かせないし、姿も普通の人からは見えないので、傍から見れば、完全に上野介が一人で将 ... » more

その夜、加奈子は、クリニックで仕事を終えた龍勝に、回診の様な見舞いを受けていた。「いや、だから、それ僕のお昼休みに説明したじゃないですか。」と、龍勝は加奈子に言った。「だって、今だってなんだか変な感じなんだもの、昼間なんかも ... » more

小栄田刑事が席に着くと、まず美咲が話し出した。それは、上野介の知らない、美咲の人脈が絡んでいる事で、上野介には、もう、口を出すべきところなどは無い話になっていた。それから、上野介と小栄田刑事が、二人だけ黙ったまま座っている間に、まるで話は事 ... » more

上野介達は、副所長室の中の真ん中にある、簡素な応接セットの様な場所に、テーブルを挟んで、窓の方から見て上野介と小山田弁護士が片側に座り、もう片側には向かい合って美咲と地検から来た人物が座っていた。すると、栄三郎が、上野介の座っている椅子の側 ... » more

上野介は急いで携帯電話を取り出そうとして焦った。考えたら自分は上半身裸である。何処で携帯を無くしたかも思い出せない。上野介はその時、加奈子の携帯がハンズフリーで接続されているのを目にした。「龍勝加奈子さんの携帯で俺のいう番号に掛けて ... » more

上野介が、木下の肘から先を痛めつけるというより、完全に壊している間、木下の弟である町本は、その光景にすっかり体が竦んで動けなくなってしまっていた。町本は上野介の体が自分の考えていた様な中年のものではなく、また、ただ鍛えられただけとも違う、完 ... » more

木下と町本は、いつ上野介が自分達に追い付いて現れるのかと、周りに気を張り巡らせていた。だが、その上野介は、まだ木下と町本を追って林に駆け入ったばかりであった。ただ、上野介は、走りながら、自分の心が徐々に冷たく褪めていっている事に、ま ... » more

上野介がその声に立ち止まって見ると、すっと、木下の車のルーフから静子が深刻な顔をして肩から上を出したかと思うと、「はやく、こっちに来て。たいへん。」と、上野介を、急ぐ様に何度も手を振り手招きで呼んだ。上野介が、何事かと思い、 ... » more

木下の車の後部であがった炎は、木下が必死で車を蛇行させたりして消そうとしたのも空しく、あっという間に木下の車の塗装を焼き始めた。加奈子はそれを見ていて、「あれ、消えると思います。」と、上野介に訊いた。「いや、そんな事を訊かれ ... » more

加奈子の勘の鋭さは、やはり、上野介の画才や龍勝の外科医としての才能と同じく、天才の域にあるといって良かった。あぜ道を走ってきたフォグランプだけしか点灯していない車が上野介達の居る道路に出ようと、一段低いあぜ道から段差の様な坂を上がろうとした ... » more

その時、上野介が、ふと気が付いた。上野介は、車から一旦体を出すと、たとえ周りの男達が聞いていても、今は自分達の会話の内容に疑問などもつ者はいないであろうと思い、龍勝に向かって、「そういえば、龍勝。静子さんと笹本さんは一緒の筈じゃなか ... » more

町本の車の所に着いた上野介は、まず、男達に、この車がキーを差し込まない状態でもキー無しで、シフトロックを外して、シフトをニュートラルに出来るか訊いた。「たしか出来ます。」と、男達の中の一人が言った。「じゃあ、乗り込んでやって ... » more

火の中を走った上野介は、階段フロアを十メートル程行き階段に辿り着いたところで、このまま階段を走りながら下りても、これ以上火の中に居ると火傷をすると悟った。そこで、上野介は、あえて足を止める事を惜しみ、意を決する覚悟も後回しにすると、そのまま ... » more

その間、加奈子は自分の両手を固定しているテープから手をひきぬこうとして悪戦苦闘をしていた。加奈子は、どうすれば上野介の様にテープが手に巻き付いてこない様に手をひきぬくのかコツが解らなかった。そのせいで、緩く巻いていたテープが手をぬこうとして ... » more

上野介は、これで殴られなくて済むと思って、ほっとした。もし、このまま殴られて、顔に青アザでもつけて家に帰ろうものなら、美咲がどれほど心配することであろうか、上野介はその事が気になって仕方が無かったのであった。上野介は、美咲が思っている以上に ... » more

上野介と加奈子が向かったのは建物の一番上の尖がった部分の四階であった。その途中の階段で、上野介に痛めつけられた男達が息をついて、一旦、立ち止まることになった。「だいじょぶかい。下半身は苛めてない筈なんだけど、息がしずらくなってしまっ ... » more

上野介と加奈子が乗ったワゴン車が止まったのは、すでに、隣の街の中心街すら通り過ぎた所にある、おそらくは元々がホテルのであった様な、真ん中が四階建ての歪な形の廃ビルであった。上野介は黙って乗ってきていた笹本に目で合図をして龍勝の所まで行けるか ... » more

電話を切った加奈子は、自分のせいで計画が狂った事をどうすべきかと考えた。当初の予定では町本達が上野介の家を襲って、上野介を捕まえて、上野介の家に火を放つという計画を逆手に取って、上野介が、家から離れて、多少身を守るために怪我人を出すかもしれ ... » more

上野介達が乗せられたワゴン車には、運転席と助手席に一人づつと、その後ろの座席に二人と中間の座席に加奈子を奥にして加奈子の隣に一人と後部の座席に上野介を一人と二人で挟んで、合わせて十人の人間が乗っていた。そして、スライドドアから後部座席までの ... » more

その夕方。上野介は、源一郎から風呂場で、木下達の動きと企みを聞かされた。上野介は、すぐにそこで加奈子に電話をかけて、事情を話すと、作戦を立てた。それから、源一郎に、詩織と静子を呼んで来て、ついでに仲間の人達にも作戦を伝えてくれないかと頼んだ ... » more

その日の午後、上野介は、ふいに訪れた、しばらくぶりの来客に驚いていた。それは、上野介が幼い頃から、おとなしかった源一郎に代わって、ケンカの仕方を教えてくれた、町内の田淵徳市という人物の次男の圭冶であった。圭冶は、上野介よりも七歳ほど歳上であ ... » more

警察署で、一通りの状況の確認と、今後の捜査の方向を検討して、一課の人間には解散してもらって、朝まで休息を取ろうとしていた加奈子は、山之上刑事にに呼び止められた。「凄いもんだね。夕方から、こんな短時間で、よくこんなに捜査が出来るものだ ... » more

その頃、詩織と静子は、安江がまるで昼間に何事も無かったかの様に家族の前でふるまっているのに対して、それぞれに複雑な感情を抱いていた。静子の場合は、ただ、安江が人の形をした不細工な獣に見えて仕方がないという、酷い嫌悪感が中心であったが、詩織は ... » more

その頃、加奈子はホテルから出た下林の車を追っていた。そして、下林の車には普通の人間には見えない源一郎が乗り込んでいた。加奈子は、交通課が手配してくれたパトカーに連絡をして、回転灯を一旦消して自分達の車の後ろにつけてもらうように指示をした。 ... » more

その頃、上野介は、美咲と母の奈美恵と三人で夕食を食べ終わり、美咲が洗い物をしている間に自分の部屋に行った。そこには、笹本と笹本が呼んで来た山根が居た。「あ、どうも、まあ、美咲が居る時は下の空いてる部屋を使うとして。これからは俺の傍に ... » more

加奈子は、部下が来るまで、フロントで宿泊者名簿を確認させてもらい、安江と下林がいる部屋の事をフロントの人間に質問し始めた。「この部屋ですが、宿泊者の名前が千葉俊夫となってますが、昨日からお泊りのようですね。この方は、こちらのホテルを ... » more

その頃、詩織と静子は、詩織の継母の安江が詩織の弟の元家庭教師とシティーホテルで浮気をしている所を見ていた。それは、詩織にとっては悍ましい光景であった。もちろん、静子にとっても見るべきものではなかった。詩織は静子に、すぐに加奈子の所に行って、 ... » more

上野介は病院に入ると、すぐに受付に行き、急患であるという事を院長に伝えて欲しいと言った。受付の女性事務員はそれを聞くと、素早く隣の男性事務員に目で合図をして、院長にインターホンで上野介の来院を伝えた。その様子を確認した上野介は、いったん菅畑 ... » more

 

最終更新日: 2016/11/21 22:45

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