誰でも作れる機能充実のブログが無料
  1. ブログ 無料のウェブリブログ|トップ
  2. テーマ
  3. テーマ「

    連載小説

連載小説

ブックマーク はてなブックマークに追加 Google Bookmarks に追加 Yahoo!ブックマークに登録 ライブドアクリップに追加 イザ!ブックマーク Buzzurlにブックマーク
RSSフィード RSSとは?
親テーマ: 小説
テーマ「連載小説」のブログを一覧表示!「連載小説」に関するみんなのブログを見てみよう!
» 「連載小説」の関連商品とブログの評判・レビュー を探すなら商品ポータルで!
読みたいブログを検索
テーマ「連載小説」の記事を新着順に表示しています。(5ページ目)

吹上随想分水嶺  19
「あなたにお会いするまで、色々な暴言を頭の中に紡いでおりました。人の夫を取らないで・・・、泥棒猫、何を言ってやろうかと、本当にいろいろ・・・髪振り乱して、一生の醜態を曝してみようと考えてまいりました」「父の形見の李朝青磁の小壷を取り ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想分水嶺  18
電話だった。「澤田だ。馬鹿もん、何があった」澤田医師は士郎の幼なじみだった。「不倫をした代償だ、すまん・・」「すまんは、奥さんに云うことだろう、後で医院に寄ってくれ、処方を書いておく」「すまんなー」「また、すまんか、 ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想分水嶺  17
海晴の身体が食べた物を受け付けなくなった。食事は三口ほどで満腹感を訴え、二十分後には嘔吐した。士郎が医者に連れてゆくと、強いストレスで十二指腸の幽門が閉じてしまっていると、レントゲンの結果を医者は説明した。そして極度の鬱状態に海晴は ... » more
テーマ 連載小説

「…兄さん」「ミハル」デュポンとミハル兄弟が睨み合う。「兄さんがそんな顔するって初めてだね」「…ミハル、…─」いきなりミハルを殴りつける兄のデュポン。「…兄─さん…?!─」床にふっ飛ばされ、唖然とデュポンを見上げるミハル。「ミハル、お前は俺 ... » more

────………─(─ア、兄…さん、──あ……ダメ、─です…そこ…は─…)ベッドから身を起こす─外から薄明るい光が、少しだけ部屋の中を、照らす。チャンミンは何かに追われるかのように素早く辺りを見渡す。…兄さんの、ジフンの夢…兄さんを、止め ... » more

「ユノ帰っちゃったから…ミハルお前そこ座れよ」どっしりした衣装箪笥が相変わらず部屋を暗くし、威圧感さえある場所。ジフンとふたりで過ごすのにチャンミンは部屋の暗さも心地良かった。「兄さんこそ、真ん中で…どうぞ」ジフンはユノの為に空けた席にか ... » more

ジフンの顔を見上げたユノに「片方だけど、あげるよ、その銀に合うピアス─」問いかける瞳のユノに「片方失くしちゃったピアスで…その髪と合うのあるから。次の時に持ってくるよ」ぎこちなくユノは笑い「じゃ、─楽しみにしてます」「─ユノ」若いアシスタン ... » more

両手を打ち付けるような仕草のヤン監督が入って来た。急に、広いホールが、狭く感じられる。 大柄のヤン監督は、ジフンと向き合うユノを見つけると「握手─」二人の手を取り、自分も大きい手を重ねた。「もう握手も挨拶もしました」すました顔で、ジ ... » more

「本職の人の前で、─照れるけど」作り物のように形の良い指を、ジフンは鍵盤に、のせる。ガンヒが贈った指輪が古びたピアノの鍵盤の上で輝く。「ホテルもピアノも古いですね」隣に座るチャンミンはジフンの横顔に云った。「兄さん、何弾きます?」黙って口元 ... » more

吹上随想分水嶺  1
尾根を境に、最初の水の一滴は流れを分かち大河となる、その流れは決して交わることはない 分水嶺航空機事故の棺が並ぶ体育館の片隅に、高石海晴は佇んでいた。泣くこともなく、菊花を片手に海晴は佇んでいた。「失礼で ... » more
テーマ 連載小説

辺りは少しずつ、薄紫の色合いに、変わってゆく。夜明けの東の空のようだった。「レラ兄さん、撮影どうです?」「お陰様で相変わらず生傷だらけ…」レラは濃い茶のローファーの脚を伸ばし、腕組みして苦笑いする。「ユノ、こっちもカメオ演るか?俺、絆創膏を ... » more

目の前に指輪が差し出される。「似合うと思うの、ふたりに。兄弟役の記念よ」あっさりしたデザインだが、光がある指輪を見ながらガンヒは云う。「従姉さんのお店のもの?」すぐ中指に指輪を嵌めて、ジフンが云う。「参考商品よ。シンプルで良いでしょう」「… ... » more

奇妙な明るさでマネージャーは「そりゃ、お前が心配なんだよ、…ユノは」取り繕うような口ぶりだった。 「…2年、ひとりでやって来ました」前を見据え、チャンミンは云う。マネージャーは話の先を促すように黙っている。「─要らないです」「…何が ... » more

車の窓の外を眺めていたチャンミンは車内に響くように鳴り出したスマホに「…はい」低い声で、答えた。「─チャンミン?」どういう訳か、ユノの声に返事をするのが、億劫だった。「何か…用ですか」「今─撮影?…」車がカーブを曲がる。「今向かってます ... » more

台本から顔を上げたチャンミンはスマホを手に取った。 (本物の兄弟みたいね‥って─)ガンヒの言葉を思い出す。優しく微笑みを浮かべた唇…(どんな我儘でも無茶云ってもフワッと雲みたいに包んでくれそうで‥)(メールより話したい今─デュポン兄さん ... » more

─そう云いながら凝った造りの取っ手を引っ張った。…開かない。「鍵が掛かってるらしいよ。全部そうみたいだ」隣の取っ手を引っ張りながら、ジフンが云う。「全部?開けてみたの?─厳重ね、中身何かしら」真珠色のワンピースのガンヒはあちこち覗き込む ... » more

─短い休憩が終わろうとしている。 口元に小さな笑みを浮かべて、スマホを椅子に置いたバッグから取り出すジフンに視線を戻したチャンミンは「あの兄さん…、僕とふたりの写真撮って下さい」顔が赤くなるのを感じた。 「良い記念になるね。明るい方 ... » more

夏目漱石の小説”こころ”の連載が、朝日新聞で今日から始まった。”こころ”は学生時代に読み、とても良かったと言う印象がある。内容まで覚えていないが、落ち着いた感じがする小説ではなかったか。僕が若かった頃、夏目漱石は誰もが読む小説だった。当時 ... » more

吹上随想春の旅人   12
ひづるのひとなつっこさに接すると、思わず不憫になる。知らず知らず強く抱きしめてしまう。「みと、みと」と抱っこをせがむ。二年たっても小さな記憶に深い悲しみが刻まれていた。「京香奥様、おやめください」このところ、きぬはみともを見ると ... » more
テーマ 連載小説 小説

吹上随想花ぼうろ  11
志野は芭蕉布を衣紋掛けに掛けて、霧吹きを使っていた。秋月は、着物のまま寝かしつけ、毛布を取り出してす巻きにして帰って行った。目覚めた志野は、毛布にくるまれて紐でぐるぐる巻きにされていた。置かれている状況と記憶が、しばらく一致しな ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ ]
昼食を終えた秋月に、志野がいたずらっぽい顔を向けた。「秋月さん、このあとお酒でも飲みにまいりません、私そうした処に行ったことがないものですから、連れて行って頂けません・・・・」秋月はちょっと嫌な予感がしてきた。「でも、そうした宴 ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ \
志野は朝から口笛の練習をしていた。「すっー、すっー」音にならない。悔しいからおもいっきり吹いてみる。益々音にならない。ケヤキ、竹、白樺の盆栽種の種を苗床に蒔いていたのが、芽をだしていた。やはり盆に移せるのは、数年かか ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ [
今度は町中で、志野が先に歩いた。雑貨屋の前で立ち止まり、手招きをする。何かなと、秋月が志野の傍まで行くと、耳許でささやいた。「わたくし、やってみたい事がありますの・・・、実は万引きをしてみたいのです」秋月は目がテンになった。 ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ Z
宗家を出て、この茅盧(ぼうろ)に越してきてからは、メニエールの症状が出なくなった。以前は、ぐるぐる回るような回転性の激しいめまいが起こると同時に、吐き気に襲われ耳鳴りが止まない症状が、数十分つづくことが季節の変わり目、気圧の谷の変化で起 ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ Y
秋月が帰っていった翌日であってみれば来客もない。志野は朝早くにコーチンを籐丸籠に追い込んで、町に出掛けてきた。宗家を出るとき、着物だけは全て持ち出せた。桐ダンス六棹分はたとう紙でもってきた。想い入れの着物ばかりだった。考えてみれば、 ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ X
秋月は三日と開けないでやってきた。「先生、電話を引いてください。事前のアポも取れないのでは、先生にも不都合かとおもいます。」「いいのです。何時いらしても、いっこうに構いません」秋月は自分のほうが困ると言いたげだった。新幹線で ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ W
宗家のため、流派のため愛のない二十五年だった。祖父繍月の死で、宗家をでた。宗家に志野を繋ぎ留めていたものは、繍月の存在だけだった。志野は子供を生さなかった。夫は外に子供を持っていた。「ごめんください、鳴澤先生のお宅は ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ V
花の茎の切り口は、水揚げに大きく左右する。これは、命の切り口となる。水きり、煮出し、銅の花器と工夫はあるが、非凡さがいるものだ。志野は、庭の小さな流れに指を晒していた。「儚さ」に美は宿っている。「滅び」の美はあってもよい ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ U
江戸期に起こった華道桂月流も、老舗の団子屋となんら変わりはない。家元制の基、金を吸い上げるピラミッドの頂点に据えたバキュームに、機械化が進んだ伝統であろう。現在日本に華道流派、諸派を合わせれば三千を楽に越える。元祖、家元の看板が ... » more
テーマ 連載小説

吹上随想花ぼうろ
華道桂月流宗家十四代当主鳴澤笙月は志野の父親である。「変な名前ね、こんなにかわいらしい小さな花に、オオイヌノフグリだなんて」イヌと名がつけば、道の端などに多く群生し春になるとよく目にするという名を冠している。種の形がふぐりに似て ... » more
テーマ 連載小説

 

最終更新日: 2016/12/17 13:00

「連載小説」のブログ関連商品

» 「連載小説」のブログレビュー をもっと探す

「連載小説」ブログのユーザランキング

テーマのトップに戻る