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テーマ「ブログ小説」の記事を新着順に表示しています。(8ページ目)

「左門さんは今、どこに?」あやかし宗右衛門顔をあげ、力無く首を横に振る。「宗右衛門さんは、いつまで左門さんと一緒にいたんですか?」「…左門が私の仇を討ちとった瞬間まで」「その後は、何故ついていかなかったんです?」 ... » more
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「一番大切な相手に…弟に、私の声は届かなかった」そう言って、あやかし宗右衛門は幻の膝の上の「雨月物語」を指差した。「え?…だけど、宗右衛門さんは魂だけで左門さんの所へ戻って来たんじゃ…」「戻った。が、私の姿は左門の瞳には ... » more
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あやかし宗右衛門はしばらく俯いていたが、ゆっくりと顔をあげた。喉に手をやり、ゆっくりと唇を開く。すう、と細く息を吸い込み幻の目を見つめた。「聴こえる…か?」か細い声は、ずっと喋っていなかったから、というよりも、何かに ... » more
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「ええと、とりあえず。僕は幻・イグアスと言いマス。あなたは宗右衛門さん…ですか?」呼び掛けるにも名前がなければ不便だ。ほぼ確信していたが、念のため確認すると、あやかし宗右衛門は案の定こくりと頷いた。「宗右衛門さんは何故こ ... » more
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「社!助けに来てくれたんだね!」喜ぶ幻に、社はいつもの苦笑で少し首を傾げる。「いや、ちょっと違うかな。まあ手助けくらいはするけど…」「え」嫌な予感がして、幻は笑みを引き攣らせる。社は笑顔で言い放った。「幻、あやか ... » more
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そして左門は、宗右衛門の故郷へ赴き、宗右衛門を捕えた者を殺して行方をくらました。「……なかなかHeavyな物を選んじゃったな」うーん、と唸りながら軽く眉根を寄せ、幻は膝の上で「菊花の約」の章の最後のページを開いたまま、チラと視線 ... » more
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ページをめくる手元が不意に陰った気がして、幻は顔を上げる。そこには、やつれた男がぼうっと立っていた。「う、わ!」思わず幻は声をあげ、椅子を蹴倒して立ち上がった。本を胸に引き寄せ、どくどくとうるさく鳴る心臓を押さえる。 ... » more
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禁煙室狂気風に舞う…最終回前段
毛利輝元という漢も不思議なおとこであった。天正8年頃から、三木城落城を契機に織田軍との戦いが激しくなったのだが、その頃から輝元は秀吉と連絡をとりあっている。そして秀吉は中国路の丹後南の細川藤孝とも手を握っていたようである。帰納法 ... » more

部屋を出た、つもりだった。「!?」引き戸をくぐったそこは、元の同じ書斎だった。幻はもう一度戸を開け、一歩踏み出す。やはり、四面を本棚に囲まれた部屋に出てきた。「Jesus...」幻は呆然として、フラフラと椅子に倒れ込 ... » more
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「でもまあ、先に読書感想文を書いた方がいいじゃろな」「そうだった…」かくん、と肩を落とした幻を見て、社の祖父は声をあげて笑う。「好きな時に入って構わんよ。そうそう、この辺りは日本文学の英訳本が入っとる棚じゃ。課題図書は、ここ ... » more
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急いで帰ってきて昼ご飯をかっこんだ幻は、社の祖父に呼ばれた。「わしの部屋に本がたくさんあるでの、好きなモン持ってっていいぞ」「わお、Thanx!助かります!」後ろをとてとてついていき、社の祖父に続いて部屋へ入った途端、息 ... » more
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今日から9月、新学期だ。朝食の席で、社はからかい半分に幻に言った。「幻、ちゃんと宿題終わった?昨日徹夜で仕上げたなんてことないよね?」珍しくいたずらっぽい笑みを浮かべる社に、幻はパチクリと瞬いた。「あの薄いワークブッ ... » more
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「こんな時間に参拝?」幻が首を傾げると、社が片手で顔を覆い、溜息をついた。「帰ってきたみたい。…まあ家に戻って何より先に、神様に挨拶っていうのは見習うけど」すたすたと歩いていく社と、それを愉快そうに追いかける真稚。幻 ... » more
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幻が二人を見送って振り返ると、社と真稚も一緒にそこに居てくれていた。「大丈夫か。体調とか、変わった様子はないか?」真稚が眉間にシワを寄せ、幻の様子を見ながら尋ねる。「待子さんの守護は大きかった。それが外れた以上、これから ... » more
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幻の祖父は白い歯をむきだしてニカッと笑う。記憶にある通りの笑顔のままだった。社がそっと幻の背をひとなでした。すると、ふっと温もりが消えたような感覚があった。まるでずっと誰かがその背に触れていて、それが今離れたような。 ... » more
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盆の送り火の日になった。裏参道の鳥居の前、山の頂の桜へと続く道。社はここで、送り火の準備をした。幻はドキドキしながら、社が火をたくのを見つめていた。小皿の上で火をたき、しばらく待つ。すると、さわさわと人の話し声が ... » more
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神社へ戻ると、真稚が細くあけた玄関の戸の隙間から、じっと二人を見つめた。晴れ晴れとした二人の表情を見て、すぐに戸を開ける。「…話せたみたいだな。おかえり」「ただいま」「I'm home!」幻は家に入るや、玄関 ... » more
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神社への道の途中で、三和一家に行き会った。弘道の父が、社と連れ立って歩いている幻を見て、目元を緩ませた。「帰るのかい」「…はい。お世話になりマシタ!」ぺこりと頭をさげると、弘道の両親は揃って笑顔を向けてくれた。 ... » more
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幻はようやく、社の言葉の意味が分かった。つまり、幻の仇のあやかしは、今は社と同化しているのだ。そしてそれは、真稚を助けるためにしたことだった。今いる三和の寺で戦ったあやかしが、鵺栖神社に仲間がいると言った意味も理解できた ... » more
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「今思えばあの時の俺は、すでにあやかしのようなものだったんだと思う」社の声は深く沈み、夏の蒸し暑い夜の闇に澱むように残った。「俺はきっとあの時、人間に失望したんだ。真稚一人助けられない自分にも、…真稚の父親、阿部総代にも」 ... » more
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「その戦いで傷を負って、真稚は死にかけた。いや…一度死んだんだろうな」手摺りにもたれて、社は目線を落とした。その時の事を思い出してか、表情は強張っている。「だけど俺は、真稚を呼び戻した。…少し前に、母親が死んだ事を受け入 ... » more
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真稚が去った後も、社と幻はしばらく黙ったままだった。お互いに気まずい沈黙を破りたいと思ってはいるのだが、何を話していいかわからずにいる。「えーと、そのっ!」幻がようやく声をあげたのは、空に下弦の月が昇った頃だった。「 ... » more
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社の隣に現れた少女は、少し面影があった。「口元が似てるね。その子が弘道君の妹さん?」「そうだよ。彼岸で迷子になっていたらしい。向こうの知り合いに探してもらったんだ」向こうの知り合いとやらが若干気にはなったが、それよりも早 ... » more
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「なあ幻。お前まで私のせいであやかしになってしまったら、私はこれからどうやって、どんな顔をしてのうのうと暮らしていけばいいんだ」涙がじわっと目に溜まる。それがこぼれる前にぐいっと拳で拭って、真稚は幻に叫ぶように言った。「 ... » more
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真稚は痛む頭を押さえるようにこめかみに手を添え、長い溜息をついた。「社の正体については、若干の誤解があるみたいだな。正確に言えば、確かにあいつは待子さんを殺したあやかしではあるが、待子さんを殺したのはあいつじゃない」幻がぱち ... » more
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「私達だってお前を待っていたのに」真稚の言葉に、幻は唇をつぐんだ。「三和、行け。お前は普通に通れるはずだ」「でも」「いいから行け。両親連れて裏門から逃げろ」弘道はまだ何か言いたそうにしていたが、コクリと頷き、階段 ... » more
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「真稚…どうしてもっと早く迎えに来てくれなかったの?」幻の声には起伏がなく、真稚はその声を聴いただけでゾクッと寒気立った。「遅かったよ。先に迎えに来てくれたんだ、この人が」「…幻、良く視ろ。それは人じゃない、あやかしだ」 ... » more
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寺の門前、階段の下に立った真稚は背筋に悪寒を覚えた。(これは…ヤバい)ゴクリと生唾を飲み込み、震えそうになる足を踏ん張った。これほどの恐怖に襲われたのは久しぶりだ。真稚は振り返りたくなるのをこらえ、階段を上りはじめる ... » more
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「今日、あいつの背中に『黒』がいた」真稚が赤い目をいっぱいに見開き、ぱくぱくと唇を開閉した。バッと髪を浮かせて社を振り返ると、社も青い顔で唇を噛み締めている。「…いつから」「分からない。俺はさっき気付いて、すぐここに ... » more
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ぴんぽん、と玄関のチャイムが鳴ったのは、まだギリギリ日が残っている頃だった。「はーい!真稚、ちょっと出てくれよ」夕飯の支度真っ最中の社は、居間で長い髪を散らばらせてゴロゴロしていた真稚に頼む。真稚は嫌そうな顔をしながらも ... » more
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最終更新日: 2016/11/20 06:10

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