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テーマ「ブログ小説」の記事を新着順に表示しています。(7ページ目)

「…貴女は、気味悪くないんですか?自分の身体を悪魔に乗っ取られて」ポタポタと顎先から雫を落としながら、類は蒼い目を細める。真稚は銀色の髪を揺らし、首を傾げた。「別に」「…おかしな人だ」「お前よりはマシだろう」 ... » more
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次の日、ルイが起きてきたのは日も高く昇った頃だった。寝癖のついた金髪をがしがしとかきまぜながら居間へ行くと、社が部屋の掃除をしている所だった。「あ、お早う類君」掃除機をとめ、社が挨拶をする。「お早うございます。寝坊し ... » more
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『ルイ、あやかしごとの手伝いの事なんだけどね』幻は真剣な顔で切り出した。『今朝みたいに、あやかしを消滅させるような事はもうしないで』『は?』何を言われたのか分からない、といった顔で、類はパチクリと瞬く。『捕まえる ... » more
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『せやから、公園におったあやかし全部、あの坊が一瞬で消し飛ばしよったんやって』電話ごしの観の声音は、困った顔が目に見えるようだ。社は小さく溜息をつく。『向こうに送り返すだけでええのにまあエラいことするなあ、とは思たけど、 ... » more
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じゃら、と真稚の白く細い首に、ロザリオが巻き付く。そのまま絞めようとした類の手を、幻と社が両側から取り押さえた。『ルイ!何してるんだよ!?』「この子に手を出すなら、幻の弟でも容赦しないよ」類が2人を睨みあげる。『 ... » more
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類が取り出したロザリオを見て、幻が驚きに目を丸くした。『見つかったんだ…!ど、どこにあったの?』『あの森に落ちてたのを、レイが見つけたんだ。ごまかすの大変だったよ』レイは幻と類の妹で、あやかしを視聴きしない。幻と類が ... » more
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「幻の弟の、類(るい)と言います。兄がいつもお世話になっています」金の髪に褐色の肌。瞳の色だけ幻と違う。深々と頭を下げた少年の頭を見ながら、幻は苦笑した。昔から、自分よりずっとしっかり者だった。「初めまして。高遠社で ... » more
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「…あの占いの後、んな事になったのかよ」「お疲れさんやったなあ…」労いと同情の声に、幻は頭を振る。「僕の方は何ともないけど。真稚が心配だよ」社には『真稚より幻の方が心配』と言われてしまったが、それは黙っておく。 ... » more
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「そっち行ったで!」「OK!」とかげのような動きをする黒い塊を素手で掴み、幻はそのぐにゃりとした感触に何とも言えない表情をした。「幻Good jobやでー!えいやっ」観が黒い塊をビニール袋の中に捕まえる。安堵の溜 ... » more
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「暗い顔をしていると、よくないものを引き寄せるよ」夕飯の食器を出していると、鍋を見ている社が幻を見ずにそう言った。「考えてるのは阿部総代の事?」重ねた皿がかちゃんと音をたてた。ふ、と社が背中で小さく笑う。「今の幻 ... » more
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幻が真稚の父に監禁された日以来、真稚はあやかし左門を自分に憑依させたまま、一度も表層へ現れていなかった。あやかし左門が言うには、今は誰とも話したくないと言っているらしい。幻はオロオロとうろたえたが、社は理解した風に頷き、「み ... » more
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十月になると、随分と日が短くなり、九月の残暑も過ぎて朝晩めっきり寒くなった。「そろそろ本国からコート送ってもらおうかな」幻がそんな事を呟き始めたのは、十月に入って数日が経ち、学生服の上にコートを羽織る生徒が目立ってきた頃だ。 ... » more
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「そういえば社…どうやってここに来たの?」暗闇の中で社の表情がみえる不思議さにようやく気付いた。あやかし左門と同じように、社の体はうすぼんやりと燐光を発していた。「宗右衛門と同じ方法で」「え?死んじゃったの!?」 ... » more
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『あれ』が来るまで大人しくしていてくれ、と言い残し、真稚の父はまた扉を閉めて行ってしまった。結局一度も、真稚の名を呼ばなかった。暗闇の中で溜息はいやに大きく響いた。幻は反攻しなかった。あやかし左門を、社たちを信じて待つと ... » more
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一瞬よぎったのは、社の事だった。半分人で半分あやかし、とでもいうべき存在の社は、人によっては「化け物」と呼ばれてしまうかもしれない。だが、友達を化け物呼ばわりされて黙っていられるはずもない。幻は翠の目に敵意を浮かべて、真 ... » more
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あやかし左門が、すう、と消えてしまうと、地下室はいよいよ真っ暗になった。幻はとりあえず冷たい床に腰をおろす。(No problem,左門さんは神社へ行った。少し待てばいいだけだ)そう自分に言い聞かせずにいられない程度には ... » more
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「町の北東の方角に、神社があります」あやかし左門はまだ『行く』とも言っていないが、幻は構わず話しはじめた。「境内は神域だから入れないと思いますが、裏参道の鳥居を通り過ぎて、丘の頂上の桜の木を目指して下さい。きっと真稚…さっき ... » more
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幻は、社の祖父の蔵書である、あやかし宗右衛門が憑いている『雨月物語』を持ち歩いていなかったことを後悔した。もし持っていれば、この場で二人を会わせてあげられたのに。(しかも閉じ込められるとかさあ…!取りに帰る事もできないなんて ... » more
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真稚が自分の父を恐れる訳も、社が真稚の父を毛嫌いする訳も、全てが分かった。「あの娘も待っていた。そしてあの娘にはちゃんと待ち人が迎えに来たのだ」そして私には来ない、とあやかし左門が悲しげに呟く。「生前…私は待てなかった。 ... » more
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「でも、待ってたんでしょう?」あやかし左門は顔をあげた。翠の瞳が真っ直ぐに左門の目を射る。「僕が入ってきた時、『お前ではない』って言ったでしょう。誰がよかったんですか?宗右衛門さんでしょう?宗右衛門さんを待ってるんでしょ ... » more
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地下室は、明かりもないのに不思議と薄明るい。その理由に、幻はすぐに気付いた。部屋の中に、古い本が開いたまま置かれている。その横に佇む白い人影。ぼんやりと燐光をまとうその人は、明らかに『ヒト』ではない。色白で、柔和 ... » more
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「幻坊は遅いのう」夕飯の支度をしている時に、急に背後から話し掛けられて、社は驚いて菜箸を取り落とした。半目で後ろを振り向くと案の定、祖父がニヤッと笑って立っている。「…阿部総代の家に行ってる」社はあの屋敷の事を『真稚 ... » more
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通された応接間は、ふかふかすぎるソファと毛足のながいラグ。何となく緊張しながら、幻はソファに肩身の狭い思いで座っている。「お待たせいたしました」やっと会えるのかとパッと顔をあげると、そこにいたのはやはり先程の使用人らしき ... » more
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次の日の放課後。社に書いてもらった阿部家への地図のメモを片手に、幻は立ち尽くしていた。眼前には重厚な門。敷地を囲う塀は、ちょっと果てが見えない。(ものすごいお屋敷じゃないか…)ごくりと喉が鳴った。真稚ってお嬢様だ ... » more
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社に電話番号を聞いて、幻は阿部家に電話をかけた。真稚が帰ってくる前に終わらせたい。「はい、阿部でございます」コール音はたった1回で途切れ、若い女性の声がした。幻はすぅ、と息を吸って、自分の名を告げ、真稚の父―猛は在宅 ... » more
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占いの結果を聞いて、幻は複雑な思いを抱えて帰宅した。「お帰りー。夕飯もう少し待ってね」社が台所でテキパキと働いている。幻はキョロキョロと辺りを見渡した。「おじいさんと真稚は?」「二人ともまだ帰ってないよ。用事?」 ... » more
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「易占?」荘がぱちくりと瞬いて復唱した。「うん。だってここは、くすりと占いのお店なんでしょ?」確かに、吉祥堂は「漢方・占卜」を看板に掲げている。…が。「確かに商売しちゃいるがよ、知り合いに占い頼まれたのは初めてだ ... » more
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「捜し物?俺も手伝ってやろうか?」「ダイジョブね!ギリギリになっても見つからなかったら、お願いするかもー」宮本の申し出を丁重に断り、幻は街へと向かった。やってきたのは吉祥堂。荘の家だ。荒れ放題に見える薬草の庭に、丈高 ... » more
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「Morning...おはよーございまふ…」朝、いつもより10分ほど遅れて起きてきた幻は、目の下に見事なクマを作っていた。「うわ。ひどい顔だな」真稚が汁椀越しに見て顔をしかめる。幻は倒れ込むように椅子に座って、うう、 ... » more
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ぐ、とあやかし宗右衛門が悲痛な顔をした。つまりそれは、宗右衛門の仇を取ったあとすぐ、左門も命を絶ったということだ。「もしも側にいれば、左門さんが命を絶った瞬間にあなたの姿が見えるようになっていたはずだ」宗右衛門が唇をわな ... » more
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最終更新日: 2016/11/20 06:10

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