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テーマ「ブログ小説」の記事を新着順に表示しています。(3ページ目)

赤い目がニヤリと笑みに細められたのを見て、頭に血が昇った。黒い霧に左手を伸ばし、顔をわし掴む。ドライアイスを触ったような、冷たさに火傷をしそうな感触も全く気にならず、社はそのまま目玉をえぐり出そうと右手を繰り出した。しか ... » more
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社の今日のあやかしごとは、住宅街のど真ん中、小さな女の子の犬神落としだ。難しい案件でもなく、早々に終えて神社へ戻るところだった。明日は幻が一旦アメリカへ帰る日だ。夕食は少し豪勢にしようと思って材料を買い込んである。「 ... » more
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「…幻。思い出せなくても、もう分かったんじゃないのか。自分の正体…」仰向けのまま揺れる瞳で真稚を見上げ、幻はひとつ深呼吸をした。ゆっくりと身を起こす。地面にぶつかった鼻を手の甲で軽く擦って、幻はふにゃっと笑った。その ... » more
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「わああ!」落下する時特有の無重力感に、幻は思わず目をぎゅっと閉じた。しかし、着地の衝撃はいつまで経っても訪れない。幻は恐る恐る薄目をひらいた。「……」すぐ目の前、数センチのところにに地面があった。冬の風でカ ... » more
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炎の揺れる幻の瞳に射竦められて、真稚はごくりと生唾を飲み込んだ。「いま」幻の声に思わず肩を震わせる。真稚の強張った表情を見て、幻は笑った。とても寂しそうな笑みだった。「今、とうとう思い出したのかって『言った』…う ... » more
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マフラーに手を伸ばした格好でぎしっと動きを止めた幻を、真稚が訝しげに見やった。「おい、どうした?」「…………ううん、No Problemね…」長い間があいて答えが返ってきた時、真稚の赤い瞳は心配そうに眇められていた。 ... » more
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「大丈夫か幻坊?」「ううん、No Problemね!」慌てて頭を振った幻を、社の祖父は訝しげにじっと見つめていた。「今日は、社と真稚は?」「社はあやかしごとじゃ。真稚嬢ちゃんはいつものとこにおるんじゃないか?」「 ... » more
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「これ…本物の目玉なの?」「目玉?誰の目だ」「真稚のだよ」真稚は見えない目を大きく見開く。「え、でも真稚は…目玉はあるよ?」「うん。この目玉はあやかしを視聴きしない者には『視え』ないものだよ」それを聞いて、幻 ... » more
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えっ、と声を出したのは真稚だけでなく、幻も同じだった。その声を聞き逃す真稚ではない。「幻?幻もそこにいるのか!?」部屋に入ってから何となく存在を主張しそびれていた幻は、もう隠れようもないことを悟り、バツの悪い気持ちでおず ... » more
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(いや…だめだ)社は力無くうなだれた。『彼』が何のために記憶を封印したのか、そして何故幻は自分の力で記憶を取り戻せずにいるのか。それが判らないかぎりは、危険な事はできない。ずっと俯いているのを怒っていると勘違いし ... » more
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真稚は、目の事を幻には伝えないと言っていた。失った理由を、正直に説明する訳にはいかないからだ。社は平静を装い、声が上ずらないように慎重に声を発した。「…どうして知ってるの?」「てことは、本当に見えないんだ。両目とも」 ... » more
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「そうか…分かった。必要な物があったら遠慮なく言ってね。お土産とか」社が、にこ、と笑って幻の手を握り返してくれたので、幻はホッとした。「うん、Thanx!鵺栖町の名物とかあったら買って帰りたいな。…ところで、社の方は何だった ... » more
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「確認終わったよ!ちゃんと全部あったー」「ああ、ありがとう」幻が居間に戻ると、社は礼を言って立ち上がろうとした。その拍子に体がぐらついたのを、幻が慌てて支える。「社、そろそろ休んだ方がいいよ」「うん、そうだね。で ... » more
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「荘さん、明日はどうやって行かはります?」「歩っていくさ。天気も良さそうだしな」神社からの帰り道、星の輝く夜道を観と荘は歩いていた。スクーターを押して歩いている観は、ずっと何か考えているようで口数が少ない。荘はそれを ... » more
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「俺が吉鈴を連れて行かなかったのも、あいつを手放す気はまだねえからだ。あやかしのあいつを三途の川なんぞに連れて行ったら、ものの数歩で向こう岸に行っちまうだろうよ」「そうだね。…元々、渡りかけていた所を荘さんが連れ戻したんだった」 ... » more
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「幻。裏に他の材料が届いてるから、この納品書と照らし合わせて過不足ないか確認してくれる?」「OK!」納品書を手に幻が行ってしまうと、社は観と荘に向き直った。「…幻は、思い出したのかい?」観が口を結んで黙り込み、荘は溜 ... » more
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「お帰り、みんな」玄関の引き戸を開けると、社がそこに座っていた。「どうしたの、こんな所で。これから出かけるの?」「何言ってるの、待ってたんだよ。心配してたんだからね」いつもの苦笑を浮かべて、社は小さく首を振った。 ... » more
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もし、毛利軍と羽柴秀吉が高松城の攻防に本気であったなら、かなり広域となるその水で囲まれた城の周りを秀吉軍が必死で守ることになる。ここでの勝敗が織田軍の中国進出の要となるのであれば、毛利軍は決死の輜重隊を編制し高松城を救援しなければならな ... » more

首の傷を手当てしてくれたのは、狐面の男だと言う。「え?狐のしっぽの人じゃなくて?」「おー、しっぽもついとったで」「あの世の住人だから、俺ら生きてる人間には顔を見られねえように、面をしてたんだとさ」僕には普通に顔を見せ ... » more
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(眩しい…)顔に当たる日の光に、幻はゆっくりと瞼を持ち上げた。金色の髪が目の前に見えて、数秒経ってから自分が観におぶわれていることに気付いた。「目ぇ醒めたか、阿幻」横を歩く荘が、安堵の表情を浮かべて言う。観がえっ ... » more
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次の瞬間、社の口が耳まで裂けた。鮫のように尖った凶悪な牙が覗く。社ではない。これもあやかしだ。社の姿を借りたあやかしは、大きく口をあけ、幻の喉笛に噛み付いた。血を吸おうとかそんな生易しいものじゃない。噛みちぎろうとし ... » more
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彼があの世の住人ならば、彼が向かった逆の岸へ向かえば、元の世界へ戻れるはず。幻はしっかりと髑髏を抱いて、もう一度川へ入った。ざぶざぶと身体で水を掻き分け進むと、岸辺から声が聴こえた。観と荘かと思い、返事をしようとしたその ... » more
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幻は飛び付くように、少年の持っていた頭蓋骨を受け取った。社が幻に渡せと言付けた頭蓋骨ならば、間違いない。祖母の頭蓋骨以外、考えられなかった。「よかった、間違いないね?」少年は牙を覗かせてニッコリと笑い、それじゃあ、と ... » more
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突然現れた相手に『変わった子だなあ』と言われたものの、目の前の少年の方が余程変わっている。幻と似た浅黒い肌と翠の右目。ただし、もう片目は漆黒だ。オッドアイだけでも珍しいのに、彼の姿はもっと珍しい部分があった。とがった耳と ... » more
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川のど真ん中で意識を取り戻した幻には、自分がどちら側から来たのかが解らなかった。焦りながら、両方の岸を見比べる。「うわわっ」川底の石を踏んで転びそうになったので、幻はとりあえず、間近に見えた中洲にあがってみる事にした。 ... » more
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「阿幻?」「幻、平気か」振り向いた荘と、落ちた懐中電灯を拾った観は、お互いの顔を確認して青ざめた。荘と観の間を歩いていたはずの幻が、一瞬にして消え失せていた。「あいやー…」「やらかしてしもた…」望みは薄い ... » more
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闇の中、懐中電灯と仲間の気配だけを頼りに進んでいく。懐中電灯の明かりが届く範囲の外に、無数の何かがうごめく気配がして、幻は気分が悪くなった。闇そのものが、自分達を飲み込んでしまいそうで。「阿幻、俯くんじゃねーぞ」ハッ ... » more
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社の書いた地図の通りに道を辿ると、小さな洞窟に着いた。「ここ?川なんてないよ?」キョロキョロと左右を見渡す幻に、観がニッコリ笑って懐中電灯を差し出した。「まだ半分も来てへんで。ほな行こか」「狭いから頭上と、足元にも気 ... » more
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「ただいまー!」12日の放課後、急いで戻ってきた幻は、玄関に揃えて置かれた2組の靴を見て、慌てて居間へ走った。居間には社と荘、観が揃っていた。真稚はまた、あやかしごとで出動中らしい。「遅えぞ阿幻」「わお、Sorry! ... » more
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「へー、三途川っていう川なの?」事の重大さを分かっていない幻に尚も言い募ろうと荘が口を開いたが、社に先を越された。「その川は、絶対に渡ったらいけないよ。戻ってこられなくなるから」「OK!こっち岸で芹を摘んでくればいいんだ ... » more
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最終更新日: 2016/11/20 06:10

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