誰でも作れる機能充実のブログが無料
  1. ブログ 無料のウェブリブログ|トップ
  2. テーマ
  3. テーマ「

    ブログ小説

ブログ小説

ブックマーク はてなブックマークに追加 Google Bookmarks に追加 Yahoo!ブックマークに登録 ライブドアクリップに追加 イザ!ブックマーク Buzzurlにブックマーク
RSSフィード RSSとは?
親テーマ: ブログ
テーマ「ブログ小説」のブログを一覧表示!「ブログ小説」に関するみんなのブログを見てみよう!
» 「ブログ小説」の関連商品とブログの評判・レビュー を探すなら商品ポータルで!
読みたいブログを検索
テーマ「ブログ小説」の記事を新着順に表示しています。(2ページ目)

「社と真稚が戻ってないよ!」幻の叫ぶような声に、社の祖父は唇を真一文字に引き結んだ。「その事だけどな、阿幻…」「めっさ言いにくいんやけど…」幻が戻った事に気付き、荘と観も出店を放り出してやって来た。何と伝えていい ... » more
テーマ ブログ小説

気付いた時には、マットレスの上にぼふんと着地していた。幻は何が起きたのか分からず、しばらく動くことさえできなかった。マットレスに寝転んだまま、空を見ていた。昼間の太陽が、暗闇に慣れていた目を射す。戻ってきたんだ。 ... » more
テーマ ブログ小説

「幻」社は幻の方を見ずに、言った。「今まで鵺栖の神の事、何も説明しなくてごめん。君がもう死んでる事も黙っていてごめん。君が集めてるのが待子さんじゃなく君の遺体だって、知ってて言わなくてごめん。あとえーっと…とにかくいろいろご ... » more
テーマ ブログ小説

「わお、真稚!?えっとその…」慌てているのは、本気なのか演技なのか。「そうだ、真稚の目取り戻したよ!」あやかしは、真稚の手の平に赤い目玉をころんと載せた。真稚がまだ、両目とも視力を失ったままだと思っているのだ。真 ... » more
テーマ ブログ小説

幻があやかしに何と声をかけたらいいか迷っていたその時、当のあやかしがガバッと俯いていた顔をあげた。「来た…!ははは、やっぱり来た!」自分の見たい場所を映さない他人の視界。暗闇の中に、ほわりと微かな明かりが見えた。それ ... » more
テーマ ブログ小説

幻は、自分の顔を自分で見れない。だが今自分が…自分の身体を動かしているあやかしが、どんな顔をしているかは感覚で分かる。…泣きそうな顔だ。「この町をずっと守ってきたのはお前じゃない。あの神社にずっといたのはお前じゃない ... » more
テーマ ブログ小説

―可哀相なのは君の方だ。幻の声なき声に、あやかしは目玉をもてあそんでいた手をとめた。「…ああそうさ。お前が生まれる百年以上前にこの地に生まれて、この地に縛り付けられて、あやかしをおびき寄せる餌となって、あやかしを殺す剣となっ ... » more
テーマ ブログ小説

「分かるか?お前はお前だから大切にされたんじゃない。お前が神候補だから大切にされたんだ」くつくつと笑いながら、あやかしは言った。「この町の為…この世界の為にお前は犠牲になるんだ。お前がこの町で仲良くなったと思っていた奴らは皆、お ... » more
テーマ ブログ小説

「ああ、簡単だったな」自分の口が勝手に喋った、自分の声。だがそれは自分の言葉ではなかった。幻がハッと我に帰った時には、もう手遅れだった。一瞬スキを見せただけ。その一瞬で、幻は身体を乗っ取られていた。「あの姿だと、 ... » more
テーマ ブログ小説

状況が掴めず三和が目を丸くしていると、町の防災放送用のスピーカーがガガッと音を立てた。続けて放送された内容は、そのゆっくりとした口調と裏腹に全く呑気ではなかった。「防災鵺栖よりお知らせします。ただいま鵺栖中学校に、大規模な霊 ... » more
テーマ ブログ小説

駆け出しそうになった三和を止めたのは、今度は荘の方だった。「どこ行くつもりだ、阿弘」振り向いた三和の目は、憎しみと怒りが見え隠れしている。「そいつを消滅させに行く」「やめろ、意味がねえ」「俺の妹はあいつに殺された ... » more
テーマ ブログ小説

社と真稚を見送った後、地面を睨みつけていた三和は、やはり自分も二人を追おうと足を踏み出しかけた。しかしその時、背後から突然肩を掴まれて息がとまるほど驚いた。「坊、ここで何しとん。はよ逃げえや」振り向くと真っ黒な喪服に金髪 ... » more
テーマ ブログ小説

「先代の鵺栖神社の神は、交代まで保たんかった」社の祖父の発言は、老人達に目をみはらせた。「初耳だぞ」「言っとらんからの」「てめぇはいっつもそうやって、大事な事抱え込みやがる…!」「しかし…確かに納得しました。ここ ... » more
テーマ ブログ小説

鵺栖神社にまつられる神は、正確に言えば神ではない。だから、鵺栖神社は神社庁の管轄ではなく、実を言えば宗教法人ですらない。いつの頃からかこの地は、人ならざるもの―あやかしを引き寄せる場所になった。世界中からこの場所にあやか ... » more
テーマ ブログ小説

結局最後まで椅子に座ったままだったのは、苦虫をかみつぶしたような顔の真稚の父と、青い顔をした町長だけだった。「よし、行こうか高遠。とりあえずお前んとこの神社で準備しよう」「誰かタクシー呼べぃ」ぞろぞろと老人達が応接室を出 ... » more
テーマ ブログ小説

「うむ…わかりました。行政の力が借りられないならば、我らが力を出しあいましょう」静かな声でそう言ったのは、大企業を束ねる壱屋敷グループの会長だ。あからさまにほっとした顔の町長に、好々爺然とした笑顔を向ける。「町長、そして ... » more
テーマ ブログ小説

社の祖父は、何も言わなかった。「あなたの物言いはまるで怪しげな新興宗教か、子供向けの特撮番組だ。この町を襲う化け物がいる、その化け物からこの町を救うために、この町の人口の2/3の協力がいると?」「阿部さん、まあ落ち着いて…」 ... » more
テーマ ブログ小説

鵺栖町役場の最上階、町長室の隣に位置する応接間。防音は勿論、結界も万全の部屋に、男達が渋面を付き合わせていた。その中で、一人泰然と椅子に深く腰掛けているのは、社の祖父だ。「何度も申し上げるが、事態は一刻を争う。今ここで、 ... » more
テーマ ブログ小説

社と真稚がたどり着いたのは、屋上だ。扉には鍵が掛かっていたが、社はそれを無言で鍵ごと蹴破った。風が強い。長い銀色の髪が風になぶられるのも気にかけず、真稚はぐるりと屋上を見渡した。赤い瞳を一点にとめる。「あそこか」 ... » more
テーマ ブログ小説

「おい、高遠!…さん」とってつけたような敬称を呼ぶ声に、社と真稚は振り返る。野球のユニフォーム姿の三和高道がそこに立っていた。「校内放送聴いただろう。早く校内から出て…」「何が起こるんだよ…これからここで」「…… ... » more
テーマ ブログ小説

タクシーに乗った社と真稚は、行き先を告げたあとはずっと黙っていた。運転士も話しかけて来ることはなく、一つの信号にも引っかからずに車は鵺栖中学校に着いた。「釣りはいいです」紙幣を多めに渡し、社と真稚は車を降りた。運転士 ... » more
テーマ ブログ小説

「荘さん!」ばん、と門扉を蹴破る勢いで飛び込んできた社を見て、吉鈴がオロオロした目で荘を見た。丈高い薬草類が蔓延る庭で、お茶を飲んでいた荘は、社が来ることを知っていたような落ち着きぶりだった。「にーはお、鵺の大哥。とりあ ... » more
テーマ ブログ小説

黒い霧の代わりに現れたあやかしが、くつくつと喉の奥で笑う。「この目は正当な取引で手に入れたものだ。返せというならこちらが渡したモノを返してもらおうか」幻は怪訝そうに眉を潜める。あやかしとそう簡単に契約や約束をするな、と言 ... » more
テーマ ブログ小説

「君が、僕を取り込んだあやかしなの?」幻が問うと、あやかしは返答の代わりに赤い目を笑みの形に細めてみせた。「そうか。…悪いんだけど、見逃してくれない?僕は戻らなきゃ…また心配をかけてしまう」社や真稚に。二人を思い浮か ... » more
テーマ ブログ小説

(ここ…どこだ?)上も下も、目を開けているのか閉じているのかすら分からない暗闇の中、幻は意識を取り戻した。(さっきまで丘の桜の木の所で、真稚と話してたのに?)自分があやかしなのだと自覚したから、あそこにはいられなくなって ... » more
テーマ ブログ小説

「私だってあいつを救いたかった…取り戻したかった。でももうダメなんだ!」真稚のかすれた叫び声が社の鼓膜をたたく。赤い瞳が涙を零していた。社はそっと手を伸ばしてそれを拭うが、すくうそばから溢れる雫は社の指を温かく濡らした。 ... » more
テーマ ブログ小説

「もう無理なのかなあ」社が小さな声で吐き出した言葉に、真稚は見えない目を見開いた。「羽田君にも荘さんにも類君にも偉そうな事言って、何とか足掻いてきたけど、もう諦め時なのかな…」「…諦めるって、その言葉の意味が分かって言っ ... » more
テーマ ブログ小説

社が息を切らせて玄関に飛び込んできた時、真稚は廊下に膝を抱えて座り込んでいた。「真稚…何があったの」「社…」ノロノロと顔をあげた真稚の顔色は真っ青で、何かが起こったことは間違いない。社は息を整える為と、心の準備の為に ... » more
テーマ ブログ小説

「鵺の兄さん!」背後からの声に、社はすぐには振り返れなかった。「っと、少し長話しすぎたかな。忠告、しっかり聞きいれろよ」にやり笑いを残して、黒い霧は消えた。どっと溢れた冷や汗を拭って、社はようやく声のした方を振り返っ ... » more
テーマ ブログ小説

「今日は何だ。その目を見せびらかしに来たのか」社が少し落ち着きを取り戻し、努めて冷静な問いかけをした。「まあそんなところだ。それとあの異国人の見送りに」「……」喉の奥でくつくつと声をたてるその笑い方が、耳障りでならな ... » more
テーマ ブログ小説

 

最終更新日: 2016/11/20 06:10

楽天市場のおすすめ商品

「ブログ小説」のブログ関連商品

» 「ブログ小説」のブログレビュー をもっと探す

「ブログ小説」ブログのユーザランキング

テーマのトップに戻る