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遠野

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テーマ「遠野」の記事を新着順に表示しています。(3ページ目)

サチは同年代の女性のとして、若くしてこの世を去るという事が、どんなに悲しい事か胸に突き刺さる思いがした。「と言うことは、おじさん妹さんとは会えなかったのですね」「ああ、妹は就職先も決まり、三月学校を卒業して東京に住み、真に会 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

僕もサチも目の前にいるマスターの顔を見ることが出来なくなっていた。僕は心の中でサチに、何か言ってくれと願った。勿論その後の話も聞きたいし、おやじの事も気のなっていけど、ただ興味本位で訊ねる事ではないと思っていた。そしてサチは沈ん ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

ロートに上昇したお湯を、マドラーでくるくるとかき混ぜる。それを数十秒繰り返した後、下のアルコールランプを取り除くと、真空状態のフラスコに琥珀色を少し濃くした液体が落ちて来た。「おー」その工程を見ていた僕は、思わず声を出し ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

第48話 昔話のはじまり コポコポとフラスコの中のお湯が踊りだした。唯一こいつだけが、この無言の時を埋めてくれた。マスターには気にするなと言われても、こちらから積極的に訊く事ではないと思った。僕はとにかく何か話そうと思い、目の前にあるそいつを引き合い ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

僕はサチのように、このカセットテープには思いいれはない。ただこれが僕らをここに導いてくれたことは、素直に認める事が出来る。そしてこのカセットテープを知っている人に、僕らは会う事が出来る。頭の中で整理しているうちに、何か心の奥で揺 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

穏やかなマスターの表情を見ていたら、僕自身も心の力が抜けて、気持ちが楽になっていた。するとインデックス用紙を見ていたマスターの手が、何かを見つけた様に止まっていた。「遠野物語by 飛行船って」そこの書かれていた文 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

マスターは僕らに極めつけの一言をぶつけた。「こんな物の為に時間を費やして、こんな所まで来るなんて、最近の若い奴らは無駄な事しかしないな・・・日々生きている事が当たり前に思っているんだろ」サチは今にも気持ちが張裂けそうな様子で ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

しばしの沈黙が続き、短くなったタバコを灰皿に押し付けながら肩で一呼吸おき、やっとマスターが口を開いた。「知ってはいるがそれを聞いてどうする、遠野物語の飛行船は過去のグループで、もう曲すら誰も知らないはずだが」低い声で言っ ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

カウンターの奥のマスターは、僕らの存在を気にかける事無く、ただ黙って新聞に目をやっていた。僕は飲み終えたサチに目をやり、一息おいてタイミングを見計らった。「よし行こうか」僕は彼女に有無も言わせず席を立つ、少し戸惑いながら彼女 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

僕はこの喫茶店を訪れた事で、サチに対する役目を果たし終えた気になっていた。「ところで、ここにいつまでいるつもり」まったく旅の予定を聞かされていない僕は、いつ東京に帰るのか心配になっていた。特別何があるわけでもないこの田舎町に ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

カラ〜ンとドアのベルが鳴り、店のドアが開いてしまった。「おいおい」僕は不本意ながら、店の中に入ってしまった。店の中は、薄暗く静かだった。決して広いとは言えない店の奥にカウンターが有り、そこで新聞を見ている男性がいた。その姿が ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

第40話  ためらい 人の数だけいろんな人がいて当たり前と、自分の気持ちに言い聞かせた。僕は今まで嫌な事は、出来る限り避けて来た。それは自分の為にならないからだ。それなのに果たし合いの血統にいくような憂鬱な気持ちになり、あえてそれに立ち向かわないといけな ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

喫茶店の外は相変わらず暑かった。さっき食べたかき氷が汗となって、僕の身体から出て行くのがわかる。「ねえタクその喫茶店はどっちの方向にあるの」サチはこの暑さを物ともせずやる気満々だった。「あっちの方・・・」投げやりな言 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

僕が口に出した一言を、サチは聞き逃さなかった。「どうしたのタク」こんな状況で、単なる思い付きで物事を言うと、また彼女の気分を損ねてしまう。そこで僕は軽く冗談っぽく言ってみた。「喫茶店ならあるけどね」彼女は怒ったような ... » more
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オヤジの字のクセくらいは僕だって知っていた。「だっておやじこんなに字うまくないし、それに少し丸くなっているしね」僕が疑問を抱きながら見ていたインデックスシートを、サチがつまみ取り同じ様にじっと見ていた。「うーん、確かに男 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

コップの水を飲み干した僕は、即行動と思い店員のおばさんを呼んだ。「すみませ〜ん」「あの?お尋ねしたい事が有るんですが・・・」おばさんは僕をチラッと見ながら、何を聞かれるのか少し不安そうな笑顔をしていた。「え〜何でしょ ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

太陽が一番高いところにあり、遠野盆地は風もなく、汗もすぐに蒸発しまった。「暑いね・・・そうだこういう時はかき氷食べたくならない?」「かき氷・・・」今日朝から暑い中を走りまわっていたので、どこか涼しい場所で冷たい物が食べた ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

猛スピードで走って来た僕は、キーと物凄い音をたてて旅館の玄関先で停まった。その音を聞き、薄暗い玄関先のソファーに座っていた女性が、驚いてこっちを見たよう気がした。そして玄関が開きっぱなしの旅館に飛び込んで、くつろいでいた女将さんに勢 ... » more
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喫茶店のマスターは、僕の存在などまったく気にする事無く、開店準備をしていた。「終わったぞ」自転車屋の店主が、店先から修理を終えた自転車を出してきた。日陰とはいえ、風とおりの悪い店の中での作業は、余計に大変な事が額の汗でわかっ ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

自転車屋の店主は、黙々とパンク修理を続けていた。それを見ていたおじさんは、落ち着かない様子が顔の表情で感じ取れた。「おじさんどうしたんですか」何となく気心も知れたので、軽い気持ちで聞いてみた。ところがさっきまでの調子のいい口 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

車内ではおじさんの一方的な話しで盛り上がり、いつの間にか町の小さな自転車屋に着いていた。その店構えは昔からある雰囲気で店で、決して繁盛しているとは思えない印象を受けた。僕より先におじさんが車から降りて、店のガラス扉をガラガラ ... » more
テーマ 飛行船 遠野 岩手

窓を全開にした車中では、おじさんの僕に対する好奇心が炸裂した。「ところで兄ちゃんはひとり旅でもしているのか」「いいえ、連れがいます」「若そうだからまだ結婚はしていなようだけど、連れって彼女か」「いいえ・・・どうしてで ... » more
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第29話 嘘と善意 空にはモクモクとした白い雲が、優雅に浮いていた。「そうだよな、サチと喧嘩しなかったら、こんなところまで自転車で来なかったし、いま頃昼飯食べていたよな」目の前の川では、釣り人が釣り竿を振っていた。「何が釣れるのかな・・あ〜 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

第28話 行けども行けども 川を渡ってくる心地よい風で、少し汗も引き、疲れも取れた。「よし行くか」天気もいいので、今日はサイクリング日和。四方八方、山しか見えない。とにかくまっすぐ行ける所まで行ってみることにして、急ぐこともなくのんびりと自転車のペダル ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

第27話  スタートライン とにかく旅館に戻ってみることにした。そして、少し言い過ぎた事をサチに謝ろうと思った。何故彼女がいつものように、僕に反論してこなかったのか少し気になっていた。息を切らせて旅館に着くと、女将さんが玄関先ではき掃除をしていた。「あ ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

第26話  一人ぼっち 路地を抜け、目的の大きい店に着いた。大きいとはいっても、僕からすれば、家の近所のスーパーの方がはるかに大きい。早速店内に入って2階に上がり、目的のCDショップに向かった。そこには若い店員さんが一人居た。「おいサチ、ちょっと若すぎ ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

朝食をすませた僕達は、遠野の町に出てみた。朝から天気も良く暑かった。「今日はどうする?どこかに行くの?」僕にはまったくあてもなく、彼女について行くしかなかったからだ。「とりあえず、誰かに聞いてみよう」「誰かって?」 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

翌朝 、サチの声で起こされた。「朝ご飯食べちゃうぞー」彼女はもうすっかり身支度を整え、いつでも出かけられる格好で立っていた。「今何時・・・?」「七時半だぞ、早く起きろー」僕は半分寝ぼけていた。「あのなぁ、いつ ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

僕の部屋になる大広間には、すでにふとんが敷かれていた。それは僕が予想していたとおり、部屋のど真ん中に悠々と敷かれていて、コッケイに思えた僕はつい苦笑してしまった。寝る前に今日一日の疲れを取るために、お風呂に入ることにした。風呂場 ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

ゆっくりと夕食を済ませ、僕達は部屋に戻った。遠野の夜は涼しかった。窓を開けていると、すず虫の鳴く音が絶えず聞こえてくる。「何かいいね、耳をすまして虫の音を聞くの、人生で初めてかも」「ああそうだね、いつもエアコンの音や車の ... » more
テーマ 飛行船 遠野 ウェブ小説

 

最終更新日: 2016/11/14 13:27

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