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テーマ「フィクション」の記事を新着順に表示しています。(1ページ目)

南半球一周の船旅 ペア・タイプ (2) そして神戸 横浜港を出て一夜が明けた。夫婦は6時から後部デッキで行われた太極拳に参加、6時30分からモーニングコーヒーを飲み、7時からビュッフェ形式の朝食をとった。早朝から30分刻みのスケジュールに、夫の船旅のイメージは早朝から覆された。「ゆったり ... » more
テーマ 地球一周 フィクション

南半球一周の船旅 ペア・タイプ 前文 数え70歳の夫婦が地球一周の船旅を試みた。旅程は105日、南半球の14カ国17寄港地を巡る。結婚生活45年目に加えて、人生節目の「古稀の旅」であった。とは言え、二人にとって狭い船室で終日、鼻を突き合わせての長期海外旅行は未経験。知人は「 ... » more
テーマ 地球一周 フィクション

と名付けられた黒猫が「超高齢」の域に達していた。飼い主は66歳になる男である。実母の遺したメス猫で「親の形見」と思い、面倒を見ている。猫は生後間もなくこの家に引き取られて、20年と半年になった。愛猫家によると、人間の年齢で言えば優に百歳を超 ... » more

黒猫は男とその妻の2人で生活していた。猫は高齢、妻は男と同じ年、それぞれ65歳を超えているから「高齢者」の枠でくくられる。高齢猫に高齢カップルのファミリーであった。猫を巡って男と女の間には深い溝があった、という訳ではない。しかし猫への接し方 ... » more

11月14日の午後6時きっかり、男は家にたどり着いた。晩秋である。日が落ちるのは早い。玄関の外も内も電燈は点灯されていない。いや、点けないようにしている。各部屋も電燈は点灯していない。あたりは真っ暗である。妻は買物に出かけて留守のようだ ... » more

ルソーが家に姿を見せたのは「子供の日」であった。10年ひと昔とすれば「ふた昔」前のことになる。その日午後3時に男が妻と外出先から戻ると玄関口に出迎えに出た母親が微笑みながら、寝起きしている2階に来て欲しいと言う。なぜか、恥ずかしそう ... » more

話は、かなり以前に遡る。ルソーが登場する前に母親には犬と猫の飼育経験があった。犬2匹、猫も2匹。同時に面倒をみた訳ではない。1匹ずつ、犬、犬、猫、猫の順で飼った。いずれもオス。名前は犬の場合はPERUだった。どうして「ペル」になった ... » more

2代目ペルが旅立ってほぼ10年、この家に愛玩動物は不在だった。大黒柱の夫が退職して定期収入が途絶え、母親が家計のやりくりに苦心した期間であった。しかも子供の大学受験が重なっていた。経済的にも精神的にも相当の負荷がかかった。夫は55歳 ... » more

梅雨が去り、いつものように夏が巡ってきた。母親は2階の窓というという窓に簾を取り付け、1か所に風鈴を吊り下げた。ささやかな家庭の、これまた、ささやかな年中行事であった。簾はギンギンギラギラの直射日光を遮断してくれる。風鈴は暑さが和らい ... » more

「不思議なのよね」と飼い主が言い出したのはいつのことだったか判然としない。2階の板の間は華道の教室にもなっていた。週に3日は主婦やOLの生徒さんたちが出入りしていた。生徒数は全員で10人ほど。たいていは好みの日に数人ずつ通ってきていた ... » more

ルソーは2階の板の間で肢体を思い切り伸ばして寝ていた。下半身を横倒しにして、上半身は腹這いの姿勢で前脚を前方に伸ばして脚の上に顎を乗せている。自慢の長い尻尾もまつすぐ伸ばして床に這わせている。猫の柔軟性を存分に生かしたくつろぎ方である。 ... » more

仲睦まじい飼い主と猫。そんな間柄”でもトラブルは起きる。1階での食事を終えた母親が階段を上がる途中でルソーの尻尾を踏んでしまうことが少なくなかった。87歳ともなれば足の運びは衰える。しかも猫は裾にからみつきながら行動をともにするから危ない ... » more

遅咲き桜新婚旅行編
ただ先ほどのエディとジャンの会話の中でダンの名前が出てきたような気がした。その時点ではエディとダンは付き合っていて、タカシ自身がゲイであることを自覚してなかった。それなのに、いきなり違う男と結婚したと聞いたら驚くのは当然かもしれない。ジ ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
エディがハンドルを握るとホーボーゲン目指して車をスタートさせた。「今回、タカシが飯食おうって言わなかったらママに会うことも無かったし、勿論結婚式も無かったし、ネロの村に行きたいって言わなかったらジャンにも出会うことなく通り過ぎてただろう ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
写真を受けとったブライアンがアルやリンダ経由で、どれだけの人に広めたかは知らないがエディとタカシの携帯には凄まじい量のメールが届いていたし、どこから聞き付けたのかSNSにも信じられない数のコメントが書き込まれていた。この際、一つ一つに対 ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
翌日、爆睡した二人が目覚めたのは10時を回っていた。先に目を覚ましたエディが膝を抱え込む様に寝ているタカシが酷く愛らしく感じられた。二人の関係が公になってから、不思議なくらい誰もタカシとの関係を否定的に捉える者が居なかった。むしろ" ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
タカシの運転で実家を後にすると、よほど疲れていたのかエディが助手席で寝息を立てていた。薬で症状は抑えてはいるが、確かに病気は彼を蝕んでいるわけだから、無理はさせられないとタカシも肝に銘じた。連日の運転と気疲れをもう少し汲んであげれば ... » more
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遅咲き桜新婚旅行編
一旦帰宅してお借りしたスーツを脱ぎ、私服に着替えると旅支度を始めた。エディの部屋で訥々(とつとつ)と用意をする二人は何故か無口だった。言葉に出来ない恍惚感と充足感で胸がはちきれそうだった。一足早く支度を終えたエディがキャリーケー ... » more
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遅咲き桜新婚旅行編
些か踊り疲れたタカシは持ってきたカメラを手にするとストラップを首から掛け、招待客や両親やヤンやクリスティのスナップを撮り出した。カメラの前で楽しげな表情を見せてくれる人達にシャッターを切りまくった。新郎がカメラを向けると皆それぞれ素 ... » more
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遅咲き桜新婚旅行編
「ありがとう、タカシとならやっていける気がするよ」「・・本当は私が好きだったのはエディだったんだから」「えっ、でも?」「別にエディの代わりにヤンを好きになった訳じゃないわよ。それでもずっとあなたの事が好きだった。たとえ無理だって ... » more
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遅咲き桜新婚旅行編
式の後、近くのレストランに場所を移し披露パーティーを開いてくれた。それにしても、この短時間によくここまで色々と準備してくれたものだと二人は感心してしまった。たぶんゴリ押しもあっただろうが、親の愛の成せる技なのかもしれない。用意さ ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
しばらく走ると石造りの歴史の様々な場面を見てきたであろう重厚感漂う荘厳な教会が見えてきた。車から降りたタカシの手にはしっかりとカメラが握られていた。「あらっ、今日はカメラマンいるはよ」「そうなんですね!でも何かバランス取れないし ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
その予想は的中した。朝食もそこそこに、夕べフィッティングして手直しを加えてくれたスーツに着替えてベッドに腰掛けていると圧倒的な睡魔に襲われうとうとしているとクリスティがノックをして顔を出した。「エディとご両親も出発したから・・あらっ ... » more
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遅咲き桜新婚旅行編
熟睡の最中(さなか)タカシは肩を揺すられ起こされたのは、まだ夜も明け切らない早朝だった。「えっ何、エディ?」開き切らない瞼で上半身を起こし寝ぼけた眼で辺りを見回した。「おはようクリスティよ。式挙げるまでエディと顔見合わせると縁起が悪 ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
「どうしたんだよ急に?」「NYに来て、エディ達に出会って学校も卒業出来てカメラ始めて・・考えてみたら俺の人生良い事だらけで、何か怖いくらいだなって」「タカシの幸福度は元々低いからじゃないか」「何に、幸福度って?」タカシは上に跨が ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
その夜、予約していたホテルをキャンセルしてエディの実家に泊めてもらうことになった。当時使っていたエディの部屋は驚くべき事に殆ど手付かずのままだった。かつての自分の部屋に足を踏み入れると、しばし立ち止まり当たりを見渡していた。その ... » more
テーマ フィクション

遅咲き桜新婚旅行編
噂通りにヤンは、エディとうり二つであったが、体型は父同様二回り大きくしてヘアースタイルもショートにした感じだった。言わせてもらえば、一人で苦労してきたのはエディだけだったようにも少し彼を哀れんでしまった。尽きない話に花を咲かせた ... » more
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遅咲き桜新婚旅行編
「宜しくタカシ、君もちゃんと食べてるのか?ガリガリじゃないか」エディの父を基準にしたら大抵の人が痩せすぎになってしまうのではないだろうか。「食が細いもので・・」強い締め付けに顔が鬱血しそうだった。「ヤンはどうした?まだなのか?」 ... » more
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遅咲き桜新婚旅行編
改めて二人の決意を確かめた頃、メールで知らせを受けた父が帰宅したようだった。玄関先に車を止めるとチャイムが鳴った。「準備はいい?」タカシは立ち上がったエディの耳元で囁いた。「あぁ、、」緊張した面持ちのエディの顔は硬直していた。 ... » more
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遅咲き桜新婚旅行編
寝耳の話にエディは、今だ納得が出来ないようだった。急にソワソワとしだした。「久しぶりに家にも寄れたし、俺達そろそろ失礼するよ」「何言ってるの、お父さんも直ぐ帰って来るしヤンだって」母は慌ててエディを引き止めた。「そうよ、ヤンにも ... » more
テーマ フィクション

 

最終更新日: 2016/11/13 15:02

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